多重債務者の藤森のところにはTwitterでの個人間融資の勧誘など論外なものを始め、
様々なサービスの勧誘が来ます。
今回はここ数年で増えて来ている業態の給料ファクタリングサービス(給料前借サービス)について書きたいと思います。
給料ファクタリングとは
給料ファクタリングとは将来貰える給料を債権として、ファクタリング会社が債権を購入。
その債権の手数料を引いた金額を貸し出すサービスです。
例を出すとAさんが25日の給料日に貰える給料の10万円の債権をファクタリング会社が購入し、
手数料の3万円を引いた7万円をAさんに貸し出す。Aさんは給料日の25日に10万円をファクタリング会社に返済といった感じです。
※出典:朝日新聞デジタル
ファクタリング会社はよく給料前借サービスや利息は発生しません。ブラックOKといった勧誘をしております。
宣伝写真もポップな写真や爽やかなイメージを演出している会社が多いです。
またファクタリング会社はあくまでも給料を受け取る権利を買っているためお金の貸し借りではないと主張しています。
なぜそんなとこ利用するの?
正常な判断が出来る方はなぜそんな高い手数料を払ってまでサービスを利用するのか?と疑問に思われるかと思います。
サービスの利用者はキャッシングの枠やショッピング枠が残っていない多重債務者の方です。
お金を借りようにも借りられない方が最終手段として、高い手数料を払っても利用するケースが多いです。
なぜファクタリング会社はお金の貸し借りではないと主張するのか?
当然お金の貸し借りであれば貸金業に該当するため、都道府県への登録が必須になり、金利の上限は20%以下と規定されます。
先ほどの例(10万円の債権買取で7万円の貸し出し)ですと年率700%を超える暴利です。。。
そのためファクタリング会社は貸金業に該当をしないと主張をするわけです。
700%。。。完全に闇金ですね。。。
金融庁も重い腰を上げた
以下の記事でも記載の通り、金融庁は給料ファクタリングは貸金業にあたり、実質闇金なのでサービスは利用しないようにと
注意喚起をしております。
それでも闇金同様以前として生き残っている会社が多いです。。
弁護士の見解は?
以下の現役弁護士でYoutuberの弁護士ばやしさんの解説が非常にわかりやすいです。
動画内の解説でもありますが金融庁も貸金業との見解を出しており、かつ法定金利を超える暴利の闇金であるため
返済をしなくてもよいとのコメントを出されております。
しかし返済をしない場合、執拗な取立てや恫喝、職場への嫌がらせなど利用者へ被害が及ぶことは想定できます。
そのあたりも無視出来る強いメンタルの方はいいですが基本的には利用しないほうがいいでしょう。
お金を借りたい場合は?
利息の返済で手一杯、自転車操業の方は任意整理や債務整理をされることを推奨します。
www.money-shakking-lyman.tokyo
上記が難しく正規の金融機関で融資を受けたい方は以下を推奨します。
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ご利用は計画的に。。闇金や給料前借りサービスの利用は絶対にやめましょう。
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